良い会社とはなにか?【あ・い・さ・い・か】で意識改革!

世界には、様々な会社があります。社員数数十万人を超えるメガ企業から社長ひとりで頑張っている個人事業主など、会社のあり方は多種多様です。

ところで、皆さんは自分が勤めている会社を【良い会社】と胸を張っていえますか?一概に【良い会社】といっても定義は曖昧だし、人それぞれ考え方が違います。

そこで、この記事では【良い会社】の基本といわれる、【あ・い・さ・い・か】をご紹介します。

これから就職活動する学生さんや、転職活動真っ最中の社会人、独立して起業しようとしているフリーランスの方、皆さんの腹に落ちる内容となっていますので是非、参考にしてみてください。

そもそも【良い会社】って?

【良い会社】という言葉のとらえ方は2種類あります。主観的に観た【良い会社】と客観的に観た【良い会社】です。下記に例を記します。

主観的に観た【良い会社】

  • 雰囲気が良く感じる
  • 働いている人が楽しそう

客観的に観た【良い会社】

  • 経常利益が〇億円
  • 年間有給休暇取得率が80%以上
  • 平均所得が〇万円で同業他社より多い

客観的に観た【良い会社】の方が、情報が具体的です。主観的に観た【良い会社】は、自身が見たものや聞いたことから自分で考え、推測を行っています。

【良い会社】とは、究極的には、主観に基づくものになるので、一概にだめとはいえませんが、多くの人が持つ共通認識のもと、客観的な基準から【良い会社】を考える方が得策です。また、【良い会社】で充実し満足しながら働く上でも、客観的な判断基準で何があればいい会社と考えられるのかを知っておくことは有効でしょう。

【良い会社】の客観的判断基準

【良い会社】の客観的判断基準は主に5つあります。

  • 時代の変化に適応できる自己変革能力・行動力があること
  • 顧客に密着していること
  • 人を活かす経営、自主性と起業家精神にあふれていること
  • 長期ビジョンによる経営が行われていること
  • 社会貢献が意識されていること

簡単にまとめます。

  • 収益性や成長性が高いこと
  • 事業が長く継続すること
  • 従業員のモラルが高く働き甲斐のある組織であること

客観的判断基準は上記をベースにすると良いでしょう。

【あ・い・さ・い・か】とは?

【あ・い・さ・い・か】とは、【良い会社】の基本と言われる事柄の頭文字をとったものです。それぞれ紹介していきます!

【あ】挨拶

挨拶は、下記の語源にあるように、挨拶は「心を開いて相手に近づく」という意味があります。ビジネスパーソンにとって挨拶は、良い人間関係を築く大切なものであると同時に、気持ちよく仕事をする上で必要なスキルのようなものです。

挨拶は、禅宗で問答を交わして相手の悟りの深浅を試みることを「一挨一拶(いちあいいつさつ)」と言った。 ここから一般に問答や返答のことば、手紙の往復などを挨拶と言うようになった。 「挨」も「拶」も本来は「押す」という意味で、「複数で押し合う」意味を表す語であった。

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社員同士の挨拶や、お客様への挨拶など、自然と挨拶でコミュニケーションが取れる会社は【良い会社】の仲間入りです。

【い】意思

会社では、社員各々が仕事をこなします。物事をなすにあたって、やらされている感で仕事をするのでは【良い会社】とはいえません。会社の目標・ビジョン・経営理念に共感し、自らの意志で行動できる人材が【良い会社】を作り上げていきます。

【さ】才気

会社は人の集合体であり、同じ性質の人材に偏ってしまってもうまく機能しません。例えば、流行に敏感でフットワークが軽い人材、状況判断に優れ最適な判断ができる人材、考えがぶれず人に流されない、コミュニケーションが上手etc…

様々な個性がMIXされ会社はさらにブラッシュアップされます。個性ある人材が豊富な会社は【良い会社】のポテンシャルがあります。

【い】意見

俗に言う「風通しがよい職場」ですね。ある問題・課題に対して考えを主張することができ、それを聞き入れてもらえる。そのような職場環境が整っている会社は【良い会社】といっても過言ではありません。

【か】観察

観察力は大きなポイントです。既存の事業を継続するだけでは会社の成長はありません。むしろ退化しています。現状にあぐらをかくことなく、成長をし続けるためには観察は必須です。

アンテナを高く張り、物事の状況変化を客観的に評価できる会社は、時代の変化に対応できる【良い会社】といえるでしょう。

まとめ

今回は、【良い会社】の客観的判断基準や【良い会社】の基本【あ・い・さ・い・か】を紹介しました。

これらの知識があれば、自分が就職しようとしている会社を客観的に判断してみることや、勤めている会社に足りない部分を分析することも可能です。自分の勤めている会社を【良い会社】にする行動指針として、【あ・い・さ・い・か】を参考にしてみてくださいね。