読者
TAKUSAN
- マニュアル人間でいることによる弊害
- 脱指示待ちをするためにしたいこと
- 入社したばかりの新入社員
- 手順書、マニュアル通りに仕事をしているヒト
それではみていきましょう。
コンテンツ
マニュアル人間では成長は見込めない
まずいきなりショッキングな内容です。が、事実です。
マニュアル人間では成長は見込めません。
マニュアル人間は何かしらの指示を待ちます。
指示を待つ=自分で考えて行動しないということです。
- 逐一手順が書かれたマニュアル通りに仕事をする
- 上司、先輩からの指示を待ってからしか手をつけない
上記のような仕事の仕方は、あなたも経験はありませんか?
初めて経験する仕事や、ハードルが高い仕事に向き合うとき、手元にマニュアルがあれば安心します。また、上司・先輩からの指示があれば1から手探りで仕事をこなすこともないでしょう。
しかし、マニュアル人間でいることに馴れ、それが当たり前になると、やっかいです。指示がないと動けない、思考停止した人間になってしまいます。
ビジネスマンとして成長したいのなら、マニュアル人間から脱却すべきです。
以下に、その理由をまとめます。
マニュアル人間から脱却すべき理由
マニュアル人間から脱却すべき理由は以下の通り。
- 思考停止状態から脱却するため
- 社内で冷遇されないため
マニュアル人間は指示を待ちます。指示があるまで行動しませんし、自分で仕事内容について考えることもしません。思考停止状態に陥っています。
思考停止状態のヒトは、トラブルが起きたとき、上手に対処できません。機械的に与えられた仕事をこなすことしかできなくなっているので、
- トラブルの原因を探ることができない
- 何が問題になっているかわからない
といった弊害が出てきます。
また、指示された事しかしないので、自分で考え改善策を練るなどの応用力が身についていません。
社会人として年を重ね、責任ある仕事に携わる頃にそのような状態は、致命的です。キャリアアップの大きな障害になります。
思考停止状態は一刻も早く脱却すべきです。
マニュアル人間は応用力がありません。なので下記のような状態になりがちです。
- マニュアルがあるルーティンワークしか任されない
- 重要な仕事は任されない
- 昇格、昇進への実績をアピールできない
ルーティンワークも大事な仕事の一つです。ですが、ルーティンワークのみしている部下に、上司は重要な仕事を任せることはありません。
同じ年齢・同じ職能クラスの人材がいたら、仕事ができるほうに重要な仕事を任せますよね?
マニュアル人間はそのような状況下では非常に不利です。仕事の実績をアピールするのには応用力が必須です。指示待ち人間ではだめなのです。
脱指示待ちをするためにしたい3つのこと
そういう僕も、新卒新入社員の時代は「THE マニュアル人間」でした。
そんな僕が、脱指示待ちをするために実際に行ったことを紹介します。
仕事には意味・目的があります。目的が見いだせない仕事はただのムダ作業です。
仕事の棚卸しにかけて削減しましょう。これも改善の一つです。しかも目に見える効果があるので実績アピールの材料にもなります。
マニュアルがあったとしても、まず自分で仕事について考えることが重要です。
ある上司から掛けられた言葉です。「作業ではなく仕事をしなさい」
機械的にこなす「作業」は誰にでもできます。
頭を使って考え、意識を向けることで初めて「仕事」を行うことができます。
まずは当事者意識をもって仕事に取り組み、「作業」→「仕事」へシフトしていきましょう。
マニュアル人間から脱却するためには、マニュアルから距離を置き自分で考えるクセを身につけなければなりません。
そこで僕が行ったのは、マニュアル通りに進めた上で、疑問点を質問することです。ただ質問して終わりでは意味が無いです。
1つの回答があったら、その回答に関連する事柄の疑問点を数珠つなぎで質問するという事を繰り返しました。
1聞いたら10学ぶというのは言い過ぎかも知れませんが、聞いたことだけ考えるより意識のアンテナが高くなります。
仕事に対する理解力・応用力が養われます。積極的な姿勢が、上司にもアピールになりますのでおすすめですよ!
まとめ
マニュアル人間でいることはとても楽です。しかし、ビジネスマンとして成長するためには、そこからの脱却は必要不可欠です。
思考停止状態はデメリットしかありません。自分はマニュアル人間だ!と気づいたあなた、今からでも遅くありません。意識を変えるだけでもマニュアル人間からの脱却はできます。
その方法の一つとして、この記事が参考になったら幸いです。